のんたん日記 ５
２３．お話発表会
梅雨の晴れ間の一日、Ｋ盲学校では、小学部の「お話発表会」がありました。
この日は、小学部から選ばれた１５人の子どもたちがそれぞれにお話を発表したのですが、 なんと、三年生の中からは、のんたんが発表することになっていました。
のんたんが「お話発表会」に出るのは初めてのことです。「初舞台をぜひぜひ見てやらなくては」 というわけで、おとうさんもおかあさんも仕事を脱け出してかけつけました。
四年生のＭちゃんといっしょに、「いいおへんじできるかな」に挑戦したのんたん。発表では、 Ｍちゃんから目印のペープサートを受け取り、それを触ることで、のんたんが「ピーちゃん」「コロちゃん」 「おかあさん」などの質問を理解するようになっていたそうです。難聴ののんたんが、 Ｍちゃんの質問を、耳からだけでなく、さわることからもわかるように、という配慮です。
でも、練習を重ねるうちに、すっかりセリフを覚えてしまったのんたんは、やがてペープサート を受け取ると同時に答えるようになり、最後には、Ｍちゃんのセリフまでいっしょに言うように なってしまったそうです（笑）。
練習のかいあって、のんたんは本番でもりっぱにせりふをこなし、どきどきしていたおかあさんをほっとさせてくれたのでした。
2004年6月24日 お話発表会
スクールバス停まで元気に歩いて登校しました。
おかあさんが学校に行ってみると、のんたんは最後の「特訓」の真っ最中でした。
特訓も終わり、先生と会場に向かいます。
おかあさんが用意した「よそいき」に着替えて、準備万端です。
会場でMちゃんと座るのんたん。
これから「本番」だよ〜。
絶好調のようです。
おかあさんの方がどきどきしています。
のんたんはプログラムの一番目、トップバッターです。
発表席に座ったのんたん。
発表するのは、「いいおへんじできるかな」のお話です。
「ことりのピイちゃん、ピイちゃんのおへんじは、どんなおへんじ？」
「ピピピのピ〜」
「こいぬのコロちゃん、コロちゃんのおへんじは、どんなおへんじ？」
「わわわわ〜ん」身振りもまじえてご返事するのんたんです。
「ねこのミーは、どんなおへんじ？」
「ニャニャニャニャ〜！」
「かいじゅうさんは、どんなおへんじ？」
「ガオ〜！！」
「しばがきのぞみくんは、どんなおへんじ？」
「は〜い！」
「おかあさんのお誕生日にはなんていおうか？」「おたんじょうび、おめでと〜！！」
「じょうずにできたね！」
担任の先生にもほめてもらいました。
発表会が終わって、教室にもどります。
のんたんにわからないように隠れていたおかあさんも、ようやくのんたんのところへ。
おかあさんもほっとしました。無事に終わってよかったね！
（おまけ）この日の給食のメニューです。
モンゴルの盲学校から送られてきた作品。絵には凸凹があり、さわってわかるようになっています。
教室で飼っているカメくんです。
スクールバス停まで元気に歩いて登校しました。
おかあさんが学校に行ってみると、のんたんは最後の「特訓」の真っ最中でした。
特訓も終わり、先生と会場に向かいます。
おかあさんが用意した「よそいき」に着替えて、準備万端です。
会場でMちゃんと座るのんたん。
これから「本番」だよ〜。
絶好調のようです。
おかあさんの方がどきどきしています。
のんたんはプログラムの一番目、トップバッターです。
発表席に座ったのんたん。
発表するのは、「いいおへんじできるかな」のお話です。
「ことりのピイちゃん、ピイちゃんのおへんじは、どんなおへんじ？」
「ピピピのピ〜」
「こいぬのコロちゃん、コロちゃんのおへんじは、どんなおへんじ？」
「わわわわ〜ん」身振りもまじえてご返事するのんたんです。
「ねこのミーは、どんなおへんじ？」
「ニャニャニャニャ〜！」
「かいじゅうさんは、どんなおへんじ？」
「ガオ〜！！」
「しばがきのぞみくんは、どんなおへんじ？」
「は〜い！」
「おかあさんのお誕生日にはなんていおうか？」「おたんじょうび、おめでと〜！！」
「じょうずにできたね！」
担任の先生にもほめてもらいました。
発表会が終わって、教室にもどります。
のんたんにわからないように隠れていたおかあさんも、ようやくのんたんのところへ。
おかあさんもほっとしました。無事に終わってよかったね！
（おまけ）この日の給食のメニューです。
モンゴルの盲学校から送られてきた作品。絵には凸凹があり、さわってわかるようになっています。
教室で飼っているカメくんです。
